ウルフルズのボーカル、トータス松本(51)らが21日、大阪市内で大阪文化をPRする「大阪文化芸術フェス2018」(9月29~11月4日、万博記念公園ほか)の会見に出席した。同フェスのキックオフイベントとしてコンサートを開催することを発表した。

 88年に大阪で結成され、今年が30周年を迎えるウルフルズ。トータス松本は「大阪に育ててもらった。何か恩返しがしたいと思っていた」。先頭に立って同フェスを盛り上げる大役のオファーをすぐに快諾したことを明かした。

 会見に出席した松井一郎知事には「すごくお声がいいので、歌を歌われてはどうですかと。ボクらが演奏します」とコンサートのサプライズゲストとして出演要請したことを明かし、「(松井知事は)まんざらでもなさそうでした」と笑わせた。

 松井知事は「あの…、先祖と家族の了解をもらわないと…」とタジタジ。今回で2回目を迎える同フェス。松井知事は心強い助っ人の参戦に「大阪のガッツを見せようと参加していただいた」と笑顔を見せた。