TUBE前田亘輝(53)が26日、東京・永田町の衆院議員第一会館で、自ら企画した映画「YOU達HAPPY 映画版ひまわり」(8月4日公開、杉本達監督)の上映会に出席した。過疎化と向き合う栃木・那須烏山市をドキュメントタッチで追ったノンフィクション部分と、俳優陣が出演するフィクション場面が混在する珍しい作品。上映後の舞台あいさつには前田のほか、主演の大東駿介(32)佐久本宝(19)阪本一樹(いつき=20)AKB48チーム8倉野尾成美(17=熊本)が登壇した。

 前田がツアーなどで全国を回るうちに、過疎化や、地元の祭りが運営できなくなる現実を目の当たりにしたことが、製作のきっかけだった。「この国のため、地方のためにできることはないかと考えたときに、映画(製作)じゃないか」という考えに至ったという。

 映画の終盤には、高校の英語の教師役で出演したという。現場では緊張のためか、佐久本から「挙動不審でした」と突っ込まれる落ち着きのなさだったという。「演者の皆さんには迷惑をかけました。普通3、4時間のところをも6、7時間も回してもらった。たくさんの労力をかけてしまい、申し訳ない」と苦笑いした。

 倉野尾は本人役で出演した。映画出演は昨年の「仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング/宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲」に続き2作目。「台本が薄くて1、2枚しかなくて、どういう映画になるんだろうと謎でした」と告白すると、前田から「内容が薄いってことじゃないよね」と突っ込まれていた。

 物語で重要な役割を果たすのは、地元でのオーディションで選ばれた2人の女子高校生、佐藤佑香、青木由比。2人と同じ高校3年の倉野尾は「佑香、由比ちゃんは演技をしていないし、台本があることすらも知らない。地域のために何ができるか、具体的に何をやれば盛り上がるのか、元気になるのか取り組んでいる姿を見て、影響を受けました」と、素の演技のナチュラルさに感動していた。