俳優の上地雄輔(39)が、芸能界でブレークするきっかけをつくった恩人である島田紳助さんの近況を明かした。

 上地は26日深夜放送のフジテレビ系「おかべろ」に出演。横浜高校の野球部時代に偶然、近くで撮影していた明石家さんまと話す機会があり、ジュースをおごってもらったり芸能界入りを勧められたというエピソードを語ったが、芸能界入りのきっかけがさんまだったという“美談”については「いや違います。さんまさんが声を大にして言ってるだけです」と笑って否定した。

 芸能界に入ってからの下積み時代は、久本雅美らにかわいがられ、食事をおごってもらうなど面倒を見てもらいながら舞台などで端役やエキストラとして出演していたという。その後、俳優として売れ始め、後にブレークするきっかけとなった「クイズ!ヘキサゴン」にドラマの番宣で出演。そこから同番組のレギュラーに抜てきされたと振り返った。

 上地をブレークへと導いた島田さんとは今でも連絡を取り合っているという。島田さんは芸能界引退後は趣味のゴルフや旅行を楽しむなど悠々自適な生活を送っているが、大阪で経営しているカラオケバーで自身の誕生日会の司会などもしているそうで「しかも普通の格好じゃないですよ。最後に自分の出し物もやるし、リハーサルとかもして、スタジオまでおさえてしっかり仕込んでやってきますから。司会する時も白塗りで能みたいな格好して、ちゃんと成り切ってやってます」と明かし、「すっごく楽しそうです」と語った。