石原さとみ(31)主演の日本テレビ系連続ドラマ「高嶺の花」(水曜午後10時)の29日第8話視聴率が、9・3%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回視聴率は、11・1%、第2話は9・6%、第3話は8・2%、第4話9・2%、第5話8・2%、第6話7・8%、第7話は9・9%だった。

同作は野島伸司氏脚本の純愛エンターテインメント。石原は華道の名門「月島流」本家に生まれ家柄、美貌、そして実力の全てを持ち合わせた月島ももを演じる。全く別の世界に生きてきた、平凡な商店街の自転車屋店主風間直人を演じるのは、銀杏BOYZの峯田和伸(40)だ。

月島流家元の月島市松を小日向文世(64)、市松の妻でももとは血のつながらない母月島ルリ子を戸田菜穂(44)、ももの異母妹のななを芳根京子(21)が演じる。また、新興流派「宇都宮龍彗会」を率いるイケメン華道家の宇都宮龍一を、千葉雄大(29)が演じる。

第8話は、ももは兵馬(大貫勇輔)の生け花に魅了され、彼との交流を深めていく。また、直人は千秋(香里奈)と親しくなり、商店街の人にも新しい恋人と紹介する。だが、図書館で生け花の本を何冊も借りて、ももの苦悩を理解しようともしていた。

ももとななの力量を見極める「俎上(そじょう)」の日、審査員はルリ子の息がかかったものばかり。市松は、2人が生け花をする所を非公開にし、できあがった作品だけでの投票を宣言する。確実にななを勝たせることができないルリ子は、動揺を隠せない。

2人の作品は、対照的だった。師範たちの票は3対3となり、市松の1票で家元が決まる、という内容だった。