毎年恒例の上方落語ファン感謝祭「彦八まつり」(2日まで、大阪・生国魂神社)が1日開幕し、奉納落語会に実行委員長で父の名跡を継いだ桂春蝶(43)、林家木久扇の長男木久蔵(42)らが出演した。
「二世コレクション2018 ボンボンVSコセガレ大集合」と命名された落語会。著名落語家の2世が集結した。先代の故桂春蝶さんの長男、3代目春蝶に「ラーメン屋の息子」と紹介された木久蔵は、世間から2世は「楽そう、のんびりしている」と思われがちだが「2世は2世で苦労している」と学生時代のエピソードを披露した。
木久蔵によると、授業中に「はい!」と手を挙げれば「お前は『はい!』じゃないだろ、『ちゃらーん』だろと。色が違うんですが」。父木久扇の笑点ネタでいじられていたと告白。高校時代に所属していた野球部の大会では、自分のチャンステーマが笑点なじみの曲だったといい「『ぱっぱぱぱぱぱぱっ…ぱっぱ』って打てません」と自虐満載で笑わせた。
座談会のコーナーでは木久蔵、人間国宝の故桂米朝さんの長男米団治(59)の「ボンボン」チームと林家小染、桂梅団治をそれぞれ父に持つ染八、小梅の「コセガレ」チームがトークを繰り広げた。
米団治が、米朝一門は祇園の一流お茶屋に連れて行ってもらえると自慢すれば、木久蔵は車のBMが好きで「ずっとBM、BMって言っていたら楽屋の中では『(B)バカ(M)息子』の略だって言われていた」と爆笑トーク。父からの恩恵をあまり受けてこなかったという相手チームを圧倒し、木久蔵は「来世頑張ろう」と優しく投げかけていた。



