女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の5日に放送された第135話の平均視聴率が22・9%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

あらすじは、鈴愛(永野芽郁)は、花野(山崎莉里那)を連れて東京に引っ越してきた律(佐藤健)の家を訪れ、先に来ていた正人(中村倫也)も加わり、律と鈴愛は2年ぶりに語りあった。しかし、転倒した花野を律がとっさにかばい、手を骨折してしまう。光江(キムラ緑子)は、律を訪れ、花野とともにおわびする。律はそこで花野と、紙コップとストロー、輪ゴムと割り箸などを使い、動くカニを作ろうとする。律は「こういうことだったのか…」とモノ作りで大事なことを思い出す。

一方、巨額の負債を抱えて夜逃げしていた津曲(有田哲平)が戻ってくる。「一から出直し」として、ラーメン店で修行したことを鈴愛に明かす。塩ラーメンを作り、それを鈴愛にも食べさせる。

しかし、鈴愛のもとへ草太(上村海成)から、晴が病気だという連絡が入る。