9日に放送されたNEWS加藤シゲアキ(31)主演の日本テレビ系連続ドラマ「ゼロ 一攫千金ゲーム」(日曜午後10時30分)の第9話視聴率が5・6%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回視聴率は、7・1%、第2話6・7%、第3話6・3%、第4話6・1%、第5話7・9%、第6話5・8%、第7話8・3%、第8話5・3%だった。

同作は「カイジ」「アカギ」などを生み出した漫画家福本伸行氏の「賭博覇王伝 零」が原作。コミック発行部数は、300万部を誇る人気作のドラマ化だ。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、若者たちが賞金1000億円のために命がけのサバイバルゲームを展開。その中で互いに助け合い、真の友情を築き上げていく物語だ。

加藤のゴールデン・プライム帯主演は、今回が初めて。町の進学塾で教壇に立つ非正規教員でありながら、名乗らずに人を助ける「義賊」でもある主人公・宇海零(ゼロ)を演じる。ドリームキングダムを主宰する資産家の在全無量を梅沢富美男(67)、幹部の後藤峰子を小池栄子(37)が演じる。サバイバルゲームに挑戦する末崎セイギを間宮祥太郎(25)、義賊の真鍋チカラを加藤諒(28)、ゼロをしのぐ頭脳を持つミステリアスな中学生標(しるべ)を佐藤龍我(15)が演じる。

第9話は、標が勝者の条件となるリング4つを獲得。あと1つが目前だったゼロは驚くが、在全の思いつきで20分の延長が全員に与えられた。

最後のチャンスに挑戦者が奔走する中、標の1000億を手にしたのちに在全を倒す計画を聞いたゼロは「無謀だ。危険すぎる」と驚愕(きょうがく)する。標を止めるためにも最後のリングがほしいゼロは、「失われたリング」に挑む。

迎えた決勝戦。標とゼロが挑むのは1対1の心理戦「ブレークダウン」。圧倒的な力を見せつける標を相手に、2人の壮絶な頭脳戦が繰り広げられていく、という内容だった。