歌手松田聖子の初期楽曲など数多くのヒット作品を手がけた作曲家の小田裕一郎(おだ・ゆういちろう)さんが、17日に亡くなっていたことが20日、分かった。小田さんが運営していた米ニュージャージー州のレコーディングスタジオ「ODA STUDIO」の公式フェイスブックが発表した。68歳だった。鹿児島県生まれ。

フェイスブックでは「9月17日に永眠いたしました小田裕一郎の葬儀を、22日(土)にニュージャージー州にて行うことになりました。お時間ございましたら、最後のお別れをしていただけましたら幸いです」と説明している。

小田さんは松田聖子の80年のデビュー曲「裸足の季節」を始め、「青い珊瑚礁」「風は秋色」などを作曲。他にも杏里の「CAT'S EYE」や田原俊彦、早見優ら80年代を代表する歌手に曲を提供していた。