萩原聖人(47)が1日、マージャンのチーム対抗戦のナショナルプロリーグ「大和証券Mリーグ 2018」開幕戦で、第1戦に続き第2戦も連続出場したが、最下位の4着に終わり悔しい2連敗デビューとなった。電通のチーム「TEAM RAIDEN/雷電」の一員になり黄色と黒のユニホームを身にまとい、試合前は「戦闘服に、これからなっていくと思う。袖を通した時点でMリーガーとして覚醒すると思うと、うれしい」と笑みを浮かべたがMリーガーデビュー戦は、ほろ苦いものとなった。

萩原は開幕第2戦で、博報堂DYメディアパートナーズの「赤坂ドリブンズ」の鈴木たろう、セガサミーホールディングスの「セガサミーフェニックス」の茅森早香、U-NEXTの「U-NEXT Pirates」の石橋伸洋と対局したが、、石橋の4万3500点、鈴木の2万6300点、茅森の1万8500点に及ばず、1万1700点の4着に沈んだ。

萩原は第1戦では、博報堂DYメディアパートナーズの「赤坂ドリブンズ」の園田賢、セガサミーホールディングスの「セガサミーフェニックス」の魚谷侑未、U-NEXTの「U-NEXT Pirates」の小林剛と対局したが、園田の4万2900点、小林の3万8400点に次ぐ1万6700点。魚谷の2000点を大きく上回ったものの3位だった。

萩原は対局前「恥ずかしいことに、47にして大きな夢を見た。僕のマージャンからファンは夢を見てほしい。トップ…取ります!!」と意気込んだが第1戦で敗れ黒星スタートとなった。のリベンジの思いからか、開幕戦に登場した4チーム中、ただ1人2連投したが、悔しい2連敗スタートとなった。萩原が所属する「TEAM RAIDEN/雷電」は、この日出場の4チームの中で、81・9ポイントの「U-NEXT Pirates」、69・2ポイントの「赤坂ドリブンズ」に続く3位も-71・6ポイント。全体の順位で見れば、この日試合のなかったサイバーエージェントの「渋谷ABEMAS」、コナミアミューズメントの「KONAMI麻雀格闘倶楽部」、テレビ朝日の「EX風林火山」を下回る6位に沈んだ。最下位は「セガサミーフェニックス」で-79・5ポイントだった。

萩原はプロ雀士も舌を巻く、芸能界最強の腕前の持ち主として知られる。Mリーグ立ち上げにあたり、MリーガーはMリーグに参加する日本プロ麻雀連盟、日本プロ麻雀協会、最高位戦日本プロ麻雀協会、麻将連合-μ-、RMUのプロマージャンの、既存の主要5団体に所属するプロ雀士が対象となったため、萩原はMリーガーになるため、日本プロ麻雀連盟に加盟してプロ雀士になる道を選び、7月21日にプロ入りを表明し、8月のMリーガー第1回ドラフトで、電通の「TEAM RAIDEN/雷電」に1巡目で単独指名された。【村上幸将】