大竹しのぶ(61)主演の舞台「ピアフ」(4日~12月1日)の公開稽古が3日、東京・日比谷のシアタークリエで行われた。

フランスの国民的歌手ピアフの半生を描いた舞台で、11年に初演され、今回が4回目の上演となる。

大竹は「4度目だけど、前よりもいいものにしないといけないので、プレッシャーは大きいです」。前売りは完売し、ピアフの曲を歌ったCDも発売された。「ピアフの歌は全然古くないし、力強くて、聞いていても勇気がわいていきます」。梅沢昌代、彩輝なおは初演からのメンバーで、今回は笑福亭鶴瓶の息子駿河太郎ら若手が初参加した。「稽古始めは、女3人が怖いみたいだったけれど、食事に連れて行ったりして、怖がらなくなりました」。

先日亡くなった女優角替和枝さんとは映画で共演していた。「びっくりしました。以前、下北沢でばったり会って、1、2分話したけど、『ハッハッハッ』と笑っていて、明るい人だった。寂しくなります」としのんだ。