桂文枝一門で、桂文福の弟子、女性落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ=39)が、自身の妹が難病を患っていることを公表し、治療のため「いやらしい話。お金が必要です」として支援を求めた。

ぽんぽ娘は25日更新のツイッターで「妹が難病になりました。命を繋げるには、肝臓の移植しかないそうです。ただ身内には私も含めて、ドナーになり得る人間がいませんでした。ただドナーが見つかるのが先か、妹の命がつきるのが先か。わからない状況です」と報告。「姉として出来る限りの事はしてあげたいけれども、恥ずかしい話。私にはそれだけの経済力がないのが現状です」「治療を含めて生きる可能性を残してあげるためには、いやらしい話。お金が必要です」と窮状を訴えた。

「なので、もしも可能なら少しでも妹にお金を残すために、わたしの落語会に足を運んでください。そこで自分の会に限りますが、お気持ちで結構です。募金のご協力をお願いできたらと思います。また定価1292円のわたしのピンク落語のCDを、少し高めの料金で買っていただけたら、その差額を、妹の入院費に充てさせていただきます」と支援を求めたぽんぽ娘。「批判やお叱りを受けるのは、覚悟の上です。もちろん。私自身も生活費など諸々、切り詰めるつもりですが、落語家として最低ラインのお金は使います。(打ち上げなど)」と断った上で、「が、この時に間違っても皆様の善意に手をつけることはいたしません」と強調し、「どうか。ご理解とご協力を頂けたら幸いです」と呼び掛けた。