お笑いコンビ、極楽とんぼ山本圭壱(50)が、4日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(午後9時)の生放送で、M-1の審査員を務めた上沼恵美子(63)に暴言を吐いた、とろサーモン久保田かずのぶ(39)とスーパーマラドーナ武智(40)に苦言を呈した。

久保田と武智は、2日深夜に酒の席から動画を配信して、上沼に対して「自分の感情だけで審査せんといて」「売れるために審査員をやっている」などと批判。4日に、それぞれツイッターで謝罪した。

山本は「お酒がうんぬんよりも、ライブで人の悪口を垂れ流す行為そのものが一番悪いこと。大先輩ですし、もし上沼さんに対して言ったなら、ちゃんと後処理をしないとダメ」と汗をダラダラ垂れ流しながら指摘した。「なぜ、そうなったかは把握できてないけど、考えなくちゃいけない。そもそも悪口を言うことが悪いんですけど、言うんだったら吐いたつばは飲んじゃいけない」と話した。

吉本の後輩の久保田と武智のことだけに、慎重な口ぶりの山本に対して、MCのプロレスラー蝶野正洋(55)が「何かを守ろうとしてますか」とツッコミ。山本がタレント内山信二(37)にも意見を聞こうとすると、内山は「僕は役者ですので、お笑いのことは分からない」とかわした。すかさず、浅草キッドの玉袋筋太郎(51)が「この2人(久保田と武智)、もう『おしゃべりクッキング』に出られなくなっちゃったんだよ」と上沼がMCを務めるテレビ朝日系の人気番組を挙げてボケた。

山本は、今回のM-1自体については「今までのM-1の中でも、何本かの指に入るくらい面白かった。いいものを見せてもらいました」。すかさず内山が「どうして、そんな当たり前のことしか」といじると、山本は「いいM-1でした」と強引に締めた。