ロックバンド、ウルフルズが26日、東京・江東区のZepp Tokyoで、「ウルフルズ ツアー2019~対バンさんいらっしゃい!~」を開催した。

共演バンドを迎えて行うツアーの3日目で、この日は氣志團をゲストにライブを行った。01年の楽曲「事件だッ!」のミュージックビデオにデビュー前の氣志團が出演する縁はあったが、2組がステージで共演するのは今回が初めて。

先に登場した氣志團は「One Night Carnival」など持ち歌のほか、05年発売のウルフルズの楽曲「暴れ出す」をサプライズで熱唱。ボーカルの綾小路翔(42)は、かねてファンだった先輩バンドと18年ぶりの共演に「ついに同じステージの上に立つことができて、本当にうれしいです!」と喜びの声を上げた。

入れ替わりで登場したウルフルズは、20日に配信された新曲「リズムをとめるな」や、ヒット曲「バンザイ~好きでよかった~」「ええねん」などを披露。氣志團が不良役でミュージックビデオに出演したこと振り返り、「いでたちが全然変わってないってすごくない?」といじり笑いを誘った。また、氣志團が「暴れ出す」を歌うことは知らされていなかったと明かし、「じんときちゃった」とうれしそうに語った。

アンコールでは2組がそろって登場。2700人の観客と一体となり、ウルフルズのヒット曲「ガッツだぜ!!」を歌唱した。1番をトータスが、2番を綾小路が歌うコラボでファンを喜ばせた。

歌唱後、綾小路から「俺たちのウルフルズ!!」と紹介されると、トータスは氣志團のメンバーに向かい「今日は本当にありがとう!」と感謝で応じていた。