俳優菅田将暉(26)が暴君として知られる皇帝「カリギュラ」を主演舞台で演じることが13日、分かった。

不条理をテーマにしたフランスの文学者カミュの原作。菅田が演じるのは、妹の死をきっかけにひょう変し、貴族平民問わず財産を没収し、殺人や、人妻を辱めることもいとわない、狂気のローマ帝国3代皇帝だ。

赤が基調の強烈なインパクトのポスタービジュアルを公開した菅田は「あの『カリギュラ』に手を出すということで震えています。もちろん良い意味で。どこまで何が出来るかはわかりませんが、身も心もさらけ出し、少しコントロールして、絶対的なカリギュラを作り上げたいなと思います。自分なりの、一つ生きざまを」と力強く宣言した。

1980年に米国イタリア合作で製作された同名映画版では、残虐非道で過激な内容のため、海外の一部地区で上映中止になったことで逆に注目され「カリギュラ効果」という言葉を生み出した。

菅田は、日本テレビ系ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です」で、強い正義感を持つ教師を熱演したことが記憶に新しい。今回は暴君という真逆の役柄だが、熱血教師と同様に、強烈なインパクトを残す演技を見せてくれそうだ。

演出は栗山民也氏。今年11~12月に上演され、東京・新国立劇場のほか、地方公演も予定されている。他の出演者は後日発表される。