Hey!Say!JUMP中島裕翔(25)が27日、初主演舞台「WILD」公開ゲネプロを東京グローブ座で行った。

13年「JOHNNY’S World」以来6年ぶり舞台で、歌唱なしのストレートプレイも初挑戦。公演期間中に時代が令和に変わる。中島は「『平成』がついているグループとして、『平成』という時代にはとても思い入れがあります。そんな平成の最後に、こうして舞台のお仕事ができること、また、それが時代をまたいで令和にも続いていくことは、なかなかないことなので感慨深いです。この新しい時代に変わっていく瞬間、波に乗り遅れないように、その名の通り『平成の時代を高くJUMP』して、令和へ続いていけるように、心機一転、この舞台も、いろいろなお仕事も頑張りたいと思います」と意欲を見せた。

黄金週間は舞台とグループ活動で休みなしだが、中島は「そんな環境がありがたいですし、なにより皆さんは休みのゴールデンウイークのこの期間に、僕たちの舞台を観に来てくださることに本当に感謝しています」とコメントした。

舞台では上半身ヌードの場面もあり、「全然鍛えてない」と謙遜しつつもムキムキのボディーを披露する。NEWS加藤シゲアキが差し入れの「のれん」制作を引き受けるなど、メンバーからの激励も受けているが、「高木雄也が本番までのカウントダウンをしてくる。『あと3日じゃん』とか。ただでさえ緊張しているのに」と笑った。

共演は太田緑ロランスと斉藤直樹。太田は中島について「一言で言うとタフ。つかむのが早い。お忙しいと思うんですけど、疲れを見せない。一回一回、瞬間を大事にしている」と絶賛。1カ月の稽古で役者同士として向き合ってきたため「今日、トップアイドルの方だったんだって思い出しました。(報道陣の)みなさんのシャッター音で」と話した。

舞台は米政府の個人情報収集を内部告発したE・スノーデンに着想を得た社会派ミステリースリラーで、今日28日から5月25日まで東京グローブ座、6月2日~5日は梅田芸術劇場。