吉本興業所属の千原ジュニア(45)が23日、TBS系「ビビット」(月~金曜前8時)に生出演し、22日に行われた吉本興業の岡本昭彦社長(52)の会見について語った。

あいまいな答えに終始した会見の印象について「非常に残念な会見やったと思います」と話した。

20日に、宮迫博之(49)と田村亮(47)が会見を開き、吉本興業に対する複雑な思いを明かしていた。千原ジュニアは「(岡本社長にとって)本当に寝耳に水、クーデターみたいな会見が土曜日に行われて、そこから日曜日に動いて、(宮迫、亮の会見から)中1日を挟んで、あれだけのマスコミの方を集めて、全て納得といくようにさばくというのは、無理だと思います。覚悟も含めて準備不足だったかなという感じはしますね」と指摘した。

また、宮迫と亮が開いた会見と引き合いに「30年間、人前に出続けた人間と、そうでない人間の単純なスキルの違いっていうのもあると思います。(岡本社長が会見を行ったのは)やっぱり早すぎると思いました」と話した。

岡本社長の会見のポイントの1つとなった「パワハラ発言」についても触れた。同社長は、宮迫と亮が同社長と面談した際に「テープ回してないだろうな」とすごまれたと話していたことについて「冗談のつもり」と答えた。千原ジュニアは「(本来は)緊張に緩和があって笑いというものが生まれるんですけど、(岡本社長の発言が)本当に冗談だとしたら、それは緊張に緊張だから、(岡本社長は)そこをはき違えた、ただただ面白くない人っていうことですよね」と皮肉った。

岡本社長の会見内容に対する不満の声が噴出している状況に、「最初にやられた宮迫さんと亮の会見が正解で、(岡本社長の会見が)それとの答え合わせみたいになっているので、これはもう1回、宮迫さんと亮、岡本、藤原のダブルで記者会見するしかないですね」と、両者そろっての再度の会見の必要性を訴えた。