教員不足問題に関する発言で批判を浴びたタレント若槻千夏(35)が、「モンペ(モンスターペアレンツ)だからできる事があるかもしれない」と、教育問題に取り組む考えを示した。

若槻は教員不足問題を特集した21日放送の日本テレビ系「news zero」に出演した際の発言が、教員たちに過重労働を要求するモンスターペアレンツのようだと一部で受け取られて批判を浴び、翌22日にインスタグラムで発言の真意を説明した上で、軽はずみな発言だったとして謝罪した。

23日にはストーリーズを更新し、「引退してください 死んでください という声も沢山頂きます」と激しいバッシングが続いていることを明かした上で、「私は引退しません。死にません。これからも若槻千夏としてダメな部分含め働きます」とした。

続けて、今回の発言について「世の中の教員問題含め 何も理解していない恥ずかしさ。タレントとして反省するとともに親として一方的な感情で話してしまった事 反省しています。私はモンペだと気づかされました。モンペになりたくない!と思っていた私がモンペだったんだと気づかされました」とつづった。

しかし自分がモンスターペアレンツ的要素を持ち合わせているのだと自覚したことで、「言葉は悪いかもしれませんが、モンペだからできる事があるかもしれないと思いました。モンペはモンペだと気づいていません。だからこそ私がモンペを減らせるかもしれない」と思い至ったという。「教育の現場の声をもっといい意味でも悪い意味でも影響力のある私が発信する事ができるかもしれない」とし、「私にできることは謝る事だけではなく 行動する事。形にしていきます。だからもっと声をください。リアルなお話を聞かせてください。死んでください 引退してください。そんな言葉じゃなくリアルな教育の現実を知りたいんです。だからDMで送ってください」と呼びかけた。