元AKB48の前田敦子(28)が14日、母親役に初挑戦した映画「葬式の名人」(樋口尚文監督、9月20日公開)のロケ地となった大阪・茨木市で行われた先行上映会に出席した。映画は大阪府立茨木高を卒業した作家川端康成の作品がモチーフ。昨年夏に同市内で全編を撮影した。小学生の息子を育てるシングルマザーを演じた前田は「現場には夏の暑さではない熱さがあった」と振り返った。

急逝したクラスメートを弔うため、卒業から10年後に友人が集まるという映画の設定に関連して、同窓会について聞かれると「呼ばれたことがないんですよ。いつやっているのか…。お呼びがかかったことがないので、うらやましいなぁ」と話した。全国公開に先駆け、今月16日から茨木市内で先行公開される。