女優広瀬すず(21)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の26日に放送された第127回の平均視聴率が19・7%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、なつは産休が明け会社に戻ったが娘の優を預ける保育園が見つけられずにいた。そんな時、仲(井浦新)から呼び出され、新しい企画で作画監督の話がきていると伝えられた。そして山川社長(古屋隆太)と制作部長の佐藤(橋本じゅん)から、キックボクシング漫画を原作にしたテレビ漫画の作画監督の打診を受けた。育児と仕事の両立で激務なのを承知でなつは「期待して頂けるなら応えてみせます」と引き受けた。その晩、優を保育園ではなく個人で保育を引き受けてくれる保育ママがいないかと坂場と相談し、そのビラ作りを始めた。するとそこへ麻子(貫地谷しほり)が訪ねて来て、一緒にビラ作りを手伝ってくれることになった。さらに茜(渡辺麻友)と下山(川島明)が訪ねてきた、という内容だった。