国内を代表するミスコンテスト「2019ミス・ジャパン」の日本大会が11日、都内で開催され、東京都代表の会社員、土屋炎伽(ほのか)さん(27)がグランプリを獲得した。炎伽さんは女優土屋太鳳(24)の姉。受賞あいさつで「さまざまな人の心に寄り添い、応援していきたい」と笑顔で話した。

この日、妹太鳳は会場に来なかったが応援の連絡をもらったという。「受賞の報告をしたい。妹にも良い刺激を与えたいと思っていたので、『これからも自分らしく頑張る』と言いたい」と話した。

炎伽さんは、今後1年間、日本を代表する女性として公式イベントやチャリティー活動に従事する。1000万円の賞金が贈られたが、「資格をとるための学費に使いたい。残りは貯金して、寄付したりという使い方をしたい」。また、今後の活動については「自分自身が誰かのために伝えたいことを伝えていきたい」と話した。具体的な活動については言及しなかったが、「(太鳳と)仕事で関わって、相乗効果ですばらしい活躍をできれば」と、芸能活動への含みをもたせた。

なお、ミスター・ジャパンは岡山代表の岡田雄磨さん(25)が受賞。

◆土屋炎伽(つちや・ほのか)1992年(平4)8月26日、東京生まれ。妹は土屋太鳳、弟は声優の土屋神葉(しんば)。3歳から日本舞踊を学び、明大時代と現在は富士通チアリーダー部で活躍している。身長155センチ。