NHKは20日、大河ドラマ「いだてん～東京オリムピック噺」（日曜午後8時）の新たな出演者を発表した。

脚本家の三谷幸喜氏（58）が公式記録映画「東京オリンピック」の総監督を務めた市川崑監督を演じる。黒沢明監督に代わり、急きょ監督に就任し、「記録映画も美しく撮ればいい」の言葉どおり、完成した作品は極めて芸術性の高いものとなり、当時の興行記録を塗り替える大ヒットとなる設定で出演する。

また、松田龍平（36）が建築家の丹下健三役で出演。64年東京オリンピックのために設計した国立代々木競技場は、20世紀を代表する名建築として高く評価されている。

他に、井上順が東京オリンピック組織委員会会長の津島寿一を演じ、立川談春が内閣総理大臣の池田勇人、井之脇海が最終聖火ランナー坂井義則、カンニング竹山が国立競技場のすぐそばにある食堂「水明亭」の主人役で出演する。

さらに、増子直純が黒沢明監督役、浜野謙太が三波春夫役で出演するほか、前野健太、角田晃広、黒田大輔、平原テツ、須藤蓮、川島海荷、吉川愛、駿河太郎が出演する。