池松壮亮(29)の主演映画「宮本から君へ」(真利子哲也監督)が28日公開され、都内で舞台あいさつが行われた。

池松は「公開にこぎ着けて、もう話すことはありせん」と感慨深げ。熱血営業マンを描く熱い作品だけに「自分のことを『おれ』という回数が多くて、そんなに言うのは宮本(役名)かローランドさんくらい」と笑わせた。

7年越しの映画化で、作品に掛けるスタッフ、キャストの熱量は半端なかったようで、恋人役の蒼井優(34)も体当たりの熱演。「撮影3日間でこれまでの作品の1本分のエネルギーを使い果たし、それから先は共演者、スタッフに助けられて…」。敵役の一ノ瀬ワタル(34)は「最高のスタッフ、キャストと…うれしいっす…」と涙ぐむほど。「100キロ超えの増量が厳しかった。満腹からケーキ1ホール、生卵…」と振り返ると、池松が「ピーク時は寝返りをうつだけで、上からも下からもね…」と暴露。一ノ瀬を「それだけは言わないで」と再び泣き顔にした。

主題歌を歌ったエレファントカシマシの宮本浩次(53)がゲスト登壇。原作者の新井秀樹さん(55)は「エレカシの大ファンで主人公の名前は宮本さんからもらいました」と明かした。真利子哲也監督(38)は「この作品は体の芯を揺さぶられながら撮りました」と感動の面持ちだった。