石原裕次郎さん(享年52)の思い出の品々を展示する、全国縦断「石原裕次郎の軌跡展」が10日、宇都宮市の東武宇都宮百貨店で始まった。

オープニングイベントに、石原プロモーション所属の、神田正輝(68)徳重聡(41)金児憲史(41)が出席した。

神田は「デビューの時から石原プロで育ちました。石原さんは、威厳、貫禄があり石原プロのお父さんのような存在でした。普段は、いつも笑っていて、険しい顔を見たことがない。今回の展示見ていても、本当に明るくて太陽のような人だと改めて思いました」と話した。

昨年から行われている同展は4カ所目。今回の初展は、まき子夫人が裕次郎さんの誕生日に贈った「いかりのペンダント」。ハワイのヨットハーバーで海に落としてしまい、ヨットクルーが100回くらい海に潜り、必死に探したペンダントだという。

台本の中に書かれた直筆のメモも展示されている。裕次郎さんは現場に台本を持参しないことで知られており、おそらく自宅や控室で書かれたメモだとみられる。

徳重は「この世界に引き入れてくれた恩人です。1度でいいから会ってみたかったです」、金児は「知れば知るほど、包容力、男らしさを感じます」と裕次郎さんの魅力を語った。

21日まで開催。