「第19回虹の架け橋 まごころ募金コンサート」(日本音楽事業者協会主催)が17日、東京・NHKホールで行われた。

三宅島大噴火への災害支援をきっかけに、音楽を通して被災者を励まそうと01年にスタート。以来、毎年実施しているチャリティー公演だ。

初出演の山田太郎(71)は台風などで大きな被害を受けた人たちを念頭に「我々団塊の世代がすごく苦労をしていると聞いている。歌声で少しでも勇気づけたい」と被災者にエールを送った。伍代夏子(57)は「飛んでいって泥をかきたい思い」と被災地に思いを寄せ、氷川きよし(42)も「歌を届けて少しでもお役に立ちたい」と話した。出演は19組。徳光和夫、藤原紀香が司会を務めた。