嵐が3日、デビュー20周年記念日を迎え、都内で会見を行った。ツイッターやインスタグラムなどのSNS解禁や、来年国立競技場でコンサートを行うこと、アジア4都市でのキャンペーンなどを次々と発表した。松本潤は活動休止を迎える来年末までを「走り続ける」と宣言。相葉雅紀は「僕らとみんなで、世界中に嵐を巻き起こしましょう!」と呼びかけた。

冒頭、櫻井翔や松本が20周年を感謝した上で、ジャニーズ初のSNS全面解禁について発表した。メンバーから「タイピングが苦手」とイジられた相葉雅紀は、「SNSしっかり勉強します。誤字脱字に気をつけながらやりたいです」と言い、笑いを誘った。また、これまでリリースした全シングル64曲と、初配信シングルの新曲「Turning Up」の配信開始も発表した。

松本は「世界で音楽を楽しんでいただくというのは、ジャニー(喜多川)さんの夢でもありました」と話し、「ジャニーズにはすばらしい先輩も後輩もたくさんいます。僕らは(活動)期限が決まっているので、だからこそできるチャレンジもあると思います。僕らができる恩返しです。手探りにはなりますが、ぜひ楽しんでもらいたいと思っています」とアピールした。

また、開催中の20周年ツアー「ARASHI Anniversary Tour5×20」最終日の12月25日公演でライブビューイングを行うことや、ジャカルタ、シンガポール、バンコク、台北のアジア4都市を訪れ、20年間の感謝と報告の会見を開くことを発表。さらに、来年5月15日と16日に東京・国立競技場でライブを開催することや、来春に北京でコンサートを開催することも発表した。

大規模な予定を一挙に発表し、メンバーたちは明るい表情を見せた。松本は「また今日発表したことで新たに走り始める形になると思うので、なるべく大きなムーブメントになるように精いっぱいやっていきたい。ジャニーズとして初めてですし、僕らもやったことないので、軌道修正しながら、楽しんでいきたい。この5人だったら、チーム嵐だったらできるんじゃないかと思っています」ときっぱり。相葉は「すごくワクワクしています。僕らとみんなで、世界中に嵐を巻き起こしましょう!」とアピール。二宮和也も「世界中の人から近くに感じてもらいたいです」と笑顔を見せた。

活動休止まで約1年2カ月となった。松本は「来年末のギリギリまで、なるべく走り続けるということを目標にやっているので、ファンの人と一緒に楽しめる時間を、1分1秒でも感じていたい。来年12月31日にどうなっているか、その気持ちはまだ想像ついていないですね。今は、どこまで楽しい思い出を作られるか、と考えています」と話した。