木村拓哉(46)主演のTBS系ドラマ「グランメゾン東京」(日曜午後9時)の第3話が3日に放送され平均視聴率が11・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが5日、分かった。

同作は木村演じる、パリで開店したフランス料理店で2つ星を獲得するが、慢心や事件によって店も仲間も失ってしまった天才シェフの尾花夏樹が、鈴木京香(51)演じる早見倫子と出会い、3つ星レストラン「グランメゾン東京」を作ろうと奮闘する姿を描く大人の青春ストーリー。

第1話からの視聴率は12・4%、13・2%だった。

第3話の内容は、尾花(木村拓哉)と倫子(鈴木京香)は、「グランメゾン東京」のメインディッシュになる肉料理に挑んでいた。しかし、納得できる食材でメニューを作り出せずに悩んでいた。

そんな折、京野(沢村一樹)は、パリにいる編集長のリンダ(冨永愛)から参加店の選定を任されたというフードライター・栞奈(中村アン)の紹介で、農水省と世界的な人気雑誌「マリ・クレール ダイニング」のコラボ企画による鹿肉を使ったジビエ料理のコンクールにエントリーすることを決める。

最初は乗り気ではない尾花だったが、丹後(尾上菊之助)率いる「gaku」が参加することを聞き、やる気になる。ついに直接対決か?と思われたが、「gaku」のオーナー・江藤(手塚とおる)が、メイン食材となる鹿の上質な部位であるロースを市場から買い占めてしまい、尾花たちは絶体絶命のピンチに陥る。

そんな中、相沢(及川光博)から、伝説のジビエ猟師・峰岸(石丸幹二)の存在を聞かされた尾花と倫子。上質な肉を求め、早速彼のもとへと向かうが、頑固な職人の峰岸に門前払いされてしまう。