女優芦田愛菜(15)が9日、東京・皇居前広場で、「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」第2部祝賀式典に出席した。

次世代を担う女優として着物姿で登壇すると「謹んで申しあげます。天皇陛下の御即位にあたり。心よりお祝い申しあげます。また、このような記念すべき国民祭典にお招きあずかり、光栄に存じます」と祝辞を述べた。

松尾芭蕉「奥の細道」を読んで、水に関心をもったという天皇陛下を「水を通して世界のさまざま問題をとらえ、平和につながると知るにいたりました」とし、「私も大好きな読書で知識を得て、行動に移すことが大切だと考えるようになりました。どんなことでも思い立ったことは迷わず実行できるようになりたい。そう思っております」と続けた。

また、新元号が万葉集からの出典だったことから「昔の書物から新しい時代の元号が作られるのは、なんてすてきなことだろうと感動しています。古くからの文化を大切にしつつ、新しい日本へと躍進していく。そんな時代になることを願っています」と読み上げた。