「2020ミス・インターナショナル日本代表選出大会」が26日、都内で開催され、栃木出身の会社員、寺内千穂さん(26)が栄冠に輝いた。

身長171センチ、スレンダーな体形が目を引く寺内さんは、名前を呼ばれると感無量の表情。19年日本代表の岡田朋峰さん(21)から王冠を授けられ、満面の笑みを浮かべた。

日本代表候補46人の中で最年長。「社会人でも夢を追いかける大変さ、大切さを改めて実感しました。私が参加する第60回大会は、東京オリンピックが開催される記念すべき年。歴史と伝統を受け継ぎ日々精進することをお約束します」と誓った。

現在も広告代理店に務めており「仕事とミス・インターナショナルの活動に理解をいただいた会社に感謝します」。年末年始のイベントを控え業務が多忙になる中、「朝5時に起きてウオーキングの練習をしてから、9時半に会社に行く日々でした。それが一番大変でした」と苦労を振り返った。広告代理店に務める前は航空会社に客室乗務員として2年間勤務した経験もあり、「お客様に食事を出す時の所作ですとか、手を使う部分が評価されたのかな」と自己分析した。

栃木出身で「栃木のPR活動ができたら」と抱負。芸能活動については「今は考えていないです」とし、今後については「結果次第で相談しましょうと部長と話していたので、出社したら考えます」と笑みを浮かべた。