NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の10日に放送された第62回の平均視聴率が18・2%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、喜美子(戸田恵梨香)は思いを寄せる八郎(松下洸平)の部屋から「帰りたくない」と言う。しかし八郎は「今日のところは帰った方がいい」と喜美子をさとす。八郎は、常治(北村一輝)のところに「一緒に頭を下げにいこう。これからは1人じゃなくて一緒にやっていこう。好きな人のためなら何でもできる」と話した。そして「結婚しよう」と語り、喜美子もうなずいた。

だが、常治は「結婚はあかん。あいつはあかん」と認めない。そんな中、八郎と喜美子はあらためて常治にあいさつに訪れた。