NHKは20日、大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分スタート)の出場歌手の曲目を発表した。また、ビートたけし(72)が歌手として初出場することも発表した。

たけしは紅組、白組の枠をこえた形で特別企画の歌手としてステージに立つ。第51回と52回(00、01年)にゲスト出演しているが、歌手としては初めて。歌うのは「浅草キッド」という。たけしは今年、NHKの大河ドラマ「いだてん」に出演し、コント番組「コントの日」にも出演していた。たけしは80年代から音楽活動も行っており、特に自身の下積み時代の思い出を歌った「浅草キッド」(作詞・作曲ビートたけし)は、たびたびカバーされ、昭和・平成・令和と時代を超え芸人、俳優、ミュージシャンなど、エンターテインメントの世界に生きる人たちに大きな影響を与えてきた。

また、NHKは曲目発表とともに見どころを紹介。水森かおりが「高遠 さくら路~イリュージョンスペシャル」と題して歌い、世界的イリュージョニスト・メイガスが登場する。

三山ひろしは「望郷山河~第3回けん玉世界記録への道」と題して3回目のギネス世界記録に挑戦する。DJ KOO、さらにNON STYLE石田明も参加するという。

ゆずは「紅白SPメドレー2019-2020」のタイトルで「栄光の架橋」そして「SEIMEI」へとメドレーで歌い、音楽プロデューサー松任谷正隆氏とスペシャルコラボレーションを果たします。松任谷氏が編曲を手がけた「栄光の架橋」。この曲の紅白での共演はなんと、04年以来15年ぶり。さらに今年、弾き語り楽曲として発表した「SEIMEI」を、新アレンジでテレビ初披露するという。

RADWIMPSは「天気の子 紅白スペシャル」。三浦透子と一緒に歌うという。三浦は紅白初出場。

また、福山雅治は「デビュー30周年直前SPメドレー」のタイトルで横浜市・パシフィコ横浜展示ホールで開催されるライブ会場から中継で出演する。