木村拓哉(47)が3日、都内で、ゲスト声優として出演するアニメ映画「ドラえもん のび太の新恐竜」(3月6日公開)の公開アフレコイベントに出席した。劇中では猿の姿で、のび太たちの行動を監視する怪しい男、ジルを演じる。

報道陣の前でアフレコを披露すると、「皆さんの前だと緊張しますね。恥ずかしいです」と照れ笑い。80年の映画「ドラえもん のび太の恐竜」も見たといい、「今回のタイトル『新』というのはすごく納得できる。しっかり考えさせてくれる作品だと、あらためて感じました」とアピールした。自分にとっての「冒険」は何か聞かれると、今月8日から開催される初のソロライブツアーだと答え、「自分にとっての大きな冒険。無事にできるようにしたい」と話した。

この日は、ドラえもんが登場。木村は、ドラえもんと写真撮影で会ったことはあるが、会話をするのは初めてだという。ドラえもんとじゃれ合いながら、「すごく緊張しています。ドラえもん、空気読んでよ」と言って笑わせた。

ドラえもんからは、しずかちゃんから預かったという質問「初恋はいつ?」と聞かれた。木村は「多分、のび太と同じくらいの年齢だったかな」と振り返り、「のび太はちゃんと相手に思いを伝えているじゃないですか。僕は、その時相手に思いを伝えなかったんです。だから、そこに関してはのび太のほうが上ですね」と明かした。

また、ドラえもんから「どこでもドアで木村さんのツアーに行きたい」と言われ、木村は「そうか、どこでも入れるもんね」と笑顔で返した。ドラえもんが「でもチケットがないとダメですよね。外で応援しています」と残念そうに話すと、木村は「いやいやいや! ドラえもんだったらチケット用意しますよ。外にいたら目立つからダメですよ」と言って、笑いを誘っていた。