20日に放送された沢口靖子(53)主演テレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の第31話の平均視聴率(関東地区)が10・8%だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。

99年10月期にスタートした人気ドラマの最新シリーズ。開局60周年と番組の放送開始20周年を記念し、20年3月まで1年間通年放送される。

第31話のゲストは赤楚衛二、東ちづる、堀内正美、春田純一、越村友一。川べりで身元不明男性の刺殺体が見つかる。臨場した榊マリコ(沢口)らはポケットから大量の10円硬貨を発見。遺体の発見現場には被害者の指紋が付着した紫色の手ぬぐいと、「事件現場」と書かれた地図が残されており、犯人による警察への挑戦とも受け取れた。

遺体の身元は19年前に失踪した染色家の後藤秀春(春日)で、半年前から公園で寝起きしていたことも分かる。

ホームレス仲間に聞き取りを行う土門薫(内藤剛志)と蒲原勇樹だったが、その中のニーチェ(越村)と呼ばれる哲学者然とした男が土門らに「独自に捜査をする」と宣言する。