NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の最終週(23~28日)のあらすじを紹介します。

武志(伊藤健太郎)の、器の中で生きている水を表現した作品が完成し、喜ぶ喜美子(戸田恵梨香)。しかし、同じ病気で亡くなった高校生からの手紙を受け取って、心情を初めて吐露する武志に、そのつらさを改めて思いやる。そんな2人に作品についての意外な気づきが光をもたらし、生きていることを実感する。

一方、信作(林遣都)の発案で信楽で「みんなの陶芸展」を開くことになる。喜美子は陶芸教室の生徒とともに、自らも出品しようと決める。武志もさらに作品を作りはじめる。

直子(桜庭ななみ)は武志と真奈(松田るか)をドライブに誘い出し、2人の様子に、お互いを思いあう愛情を見てとる。喜美子は八郎(松下洸平)とともに、武志と過ごす日々のいとおしさをかみしめる。

そして、いよいよ「みんなの陶芸展」。照子(大島優子)の家族をはじめ、草間(佐藤隆太)やちや子(水野美紀)が訪れる。ジョージ富士川(西川貴教)もやってきて、喜美子が陶芸家として活躍していることを喜んでくれる。ジョージが呼びかけ、大きな紙に「今日が私の一日なら」をそれぞれに書くことになる。変わらぬ日々は特別な一日であるという武志の思いに、喜美子は、みんなで琵琶湖へいくことを思いつく。