NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の21日に放送された第17回の平均視聴率が20・6%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は初回の21・2%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、鉄男(中村蒼)から「国際作曲コンクール」の募集を知った裕一(窪田正孝)は、会社の仲間や鉄男の協力も得て作曲に挑戦するが、音楽から2年離れていたことで曲が浮かんで来なかった。しかし鉄男が読んだ和歌からイメージが膨らみ交響曲「竹取物語」が2カ月後に完成した。しばらくしてイギリスからコンクール入賞の手紙が届き、裕一は大喜びした。

一方、豊橋では音(二階堂ふみ)が、姉の吟(松井玲奈)からお見合いすることをお願いされ、渋々その席にのぞんでいた。しかし音は相手の持論に納得できずに胸ぐらをつかみかかり怒って帰り、ご破算になった。さらに吟が狙っていた見合い相手の兄からもお付き合いの申し出を受けたが断った、という内容だった。