屋良朝幸(37)がミュージカルコメディー「GangShowman」(東京・日比谷シアタークリエ、9月18日~10月3日)に主演することが5日、分かった。

屋良はダンス経験のない潔癖性のギャング役で、借金取り立てで訪れたクラブのメンバーとショーを作る過程でダンスの才能を開花させる、愛と成長の物語。屋良と4度目のタッグを組む玉野和紀氏の脚本・演出・振付で、屋良は「(玉野氏が)ダンスの経験のない役をどう、面白おかしく演出してくださるのか期待しかないです。僕が今まで踊ってきたダンスとは全く違うアプローチのやり方なので、正直、楽しむよりもまだ苦悩の日々です」。

11年ぶりのミュージカル出演となる中山秀征(52)がクラブの元オーナーなど2役で出演する。屋良とは02年のテレビ番組以来18年ぶりの共演で「あの頃、(屋良が)前向きに努力していた日のことを思い出します」と振り返る。屋良も「中山さんとどんな化学反応を起こすことができるか楽しみ。まだいろいろと制限のある中での公演ですが、皆様が心から笑顔になれる作品を作れたら」と話している。