日本テレビ系ドラマ「ハケンの品格」(水曜午後10時)の29日放送の第7話平均世帯視聴率が13・1%(関東地区世帯)だったことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。

第1話は14・2%、第2話は11・9%、第3話は11・9%、第4話は12・7、第5話は13・1%、第6話は12・1%だった。

07年に篠原涼子が主演した人気ドラマシリーズ。完璧に仕事をこなしつつ、人間関係ではひとくせある最強派遣社員・大前春子の人間模様が描かれる。13年ぶりに復活した本作でも、大泉洋演じる東海林武や小泉孝太郎演じる里中賢介、勝地涼演じる浅野務といったといった食品商社S&Fで働くおなじみの正社員メンバーは健在。新たに塚地武雅が営業事業部部長の宇野一平、吉谷彩子と山本舞香が派遣社員の福岡亜紀、千葉小夏をそれぞれ演じる。また新入社員の三田貴士と井手裕太郎をジャニーズJr.のTravis Japan中村海人と杉野遥亮がそれぞれ演じる。

第7話で、里中は、AIが打ち出したリストラ候補に東海林が入っていたことでショックをうける。そしてまだそのことを東海林には言えないでいた。

宮部社長(伊東四朗)は、AIの力を借りて、会社挽回の一手だと以前、里中が提出したS&F社直営のコンビニを作る企画書を差し出す。

里中は、営業企画課の仲間たちと、プロジェクトに没頭していく。春子のアイデアで、子供連れや、働くお母さんに便利な店という店舗のイメージも固まっていく。

そんな中、里中のPCにあったリストラ候補名簿が流出してしまう。自分の名前を見た東海林は言葉を失い、候補になっている社員たちはパニックになる。プロジェクトが成功したら里中が取締役に昇進することも判明し、リストラ候補の社員は裏切られたとやけをおこす。

一方で、トラブルが続きながらも、コンビニのパイロット店舗は出来上がっていく。実はその間、里中の中では、衝撃の決意が固まりつつあった。