演歌歌手の神野美伽(54)が日本時間15日に公開されるリモートセッション企画「Vocal Gumbo」に、世界的ジャズボーカルグループ「マンハッタン・トランスファー」のジャニス・シーゲル(68)の呼びかけで参加することが13日、分かった。

同企画は、ジャニスと「ニューヨーク・ヴォイセス」のローレン・キーナン(57)が世界中の歌手とコラボするもので、今回が6回目。ケニー・ワトソン、アン・ハンプトン・キャラウェイ、アルメイ・フェルナンデスら実力派シンガーが参加する。

ジャニスとは18年発売の35周年記念アルバム「夢のカタチ」でのゲストボーカル参加をきっかけに交流が始まった。渡米時には連絡を取り自宅にも行く仲だ。今回、同アルバムに収録された「リンゴ追分」を新たにセッション。アルバムとはまた違った作風を味わえる。

「毎回見ていたのでお声をかけていただき誠に光栄です」と喜び、「ジャニスたちから日本の歌をやりたいというリクエストにも驚きましたが、短期間で日本語を覚えることの大変さを考えると、本当に一流の音楽家は努力を惜しまないということを改めて目の当たりにしました」と称賛した。

撮影自体はすでに終了。「クロマキーで撮影できないかなんてリクエストがあったので、緑の布をネットで購入し自宅で撮影しました。どんな編集になるのか(現時点ではまだ編集が終えたものを見ていないので)楽しみです」と期待をふくらませた。

この様子はジャニスのオフィシャルフェイスブック、Vocal Gumbo公式YouTubeで公開される。