お笑いコンビ、アンタッチャブルが3日、テレビ朝日系ネタ番組「お笑い二刀流・MUSASHI」で15年ぶりのコント、漫才を披露する。

同番組は、MCを務めるサンドウィッチマンを始め、人気実力派芸人18組が集結し“漫才”と“コント”、2つのネタを披露する。

アンタッチャブルは、番組初出演。漫才では、ある願望をかなえたいという振りから、ボケにボケまくる山崎弘也(44)に、柴田英嗣(45)が鋭く突っ込む。コントでは、斬新すぎる始まりに、ゲストから驚きのあまり「キャー!」と声を出した人もいた。

これには、特別MCの木村多江(49)も「こんなに自由で、こんなに笑わせるなんてすごい」とクオリティーを称賛。ゲストで出演する、乃木坂46の高山一実(26)は「アンタッチャブルさんとは『Qさま!!』でご一緒していますが、初めてネタを生で拝見しました。“凡人”にはとても思いつかないようなネタですごかったです」とコメント。

柴田は「漫才とコントを続けて披露するということで、ネタがごっちゃになるかと思いきや、飛ばずにできてよかったです。まあ、『あれ、甘がみしちゃった?』みたいな瞬間はありましたけど(笑い)」。漫才について「いまだに『そういえば以前、やっていたな』という感覚が強いです。でも間違ってもその場で仕切り直せるので、そういう意味ではリラックスしてできました」。コントには「山崎さんのアドリブが長い!いつまでフリーでしゃべっているんだろうな、と思っていました。一応、台本に書いてあることは一通りやれて、そこに山崎さんが盛大に“おかず”を乗っけましたね(笑い)。でも、そこは慣れているので、意外と大丈夫でした」と振り返った。

一方、山崎は「最初はお客さんがいないので不安でしたが、出演者もスタッフさんも皆さん温かく僕らのネタを見てくれました。僕らがこうしてテレビで漫才とコントと2つのネタを立て続けに披露するのはほとんどないこと。体力が持つかと心配でしたけど、非常に楽しかったです。こんな楽しくて、ギャラをもらっちゃっていいんでしょうか(笑い)?」。

コントには「アドリブ、アドリブと言われますが、アドリブをかましつつ、実は次の展開を思い出していました(笑い)。それにコントでは柴田さんから“激痛”なアドリブをいただきました(笑い)」。

15年ぶりのコントのため「僕らのネタをテレビで初めて見る方もいるでしょうね。僕のリアクションが誰かのパクリだと思われると困るので、それは違うということはお伝えします。断じて、フジモンさんのマネじゃありませんから(笑い)。今回は温かい目で、できれば僕を多めに見ていただけるとうれしいです」と呼び掛けた。

他に、銀シャリ、コロコロチキチキペッパーズ、霜降り明星、ジャルジャル、すゑひろがりず、中川家、パンクブーブー、わらふぢなるお、ニューヨーク、アルコ&ピースらが出演する。