吉本興業は4日、11月27日に東京・よしもと有楽町シアターで開催した「吉本坂46定期公演」に出演したメンバー12人が新型コロナウイルスに感染し、保健所からクラスター(感染者集団)の発生が認定されたと発表した。同劇場は5日から1週間休館となる。

出演メンバーの1人が11月29日に発熱し、PCR検査を受けた結果、12月2日に陽性と診断された。その後、複数人が体調不良を訴え、PCR検査を受けた結果、4日までに合計12人が陽性と判明。社員1人も陽性と診断された。

当日来場した観客については、保健所から濃厚接触者には該当しないと判断されたが、吉本興業は保健所と相談の結果、来場者に個別に連絡し、希望者にPCR検査の案内をするという。

今回感染が発表されたのは、木原実優、スパイクの小川暖奈と松浦志穂、高野祐衣、チーモンチョーチュウ菊地浩輔、トット多田智佑、原浩大、ビスケッティ佐竹正史、たまゆら学園まるいるいの9人。前日3日には藤森蓮華、 A-NON、藤井菜央の感染が発表されていた。