爆笑問題が6日、レギュラーを務めるTBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)に出演し、複数女性との不倫報道を受け、3日に会見を開いたアンジャッシュ渡部建(48)についてコメントした。

アンジャッシュとは30年来の付き合いだという太田光(55)は「見てて、つるし上げだし、いじめっちゃいじめだけど、あれ(会見)をやりたいって言ったのは渡部ですから、自分の責任でやったから、ああなるのはしょうがないかなっていうのと、記者もどんどん白熱していったから」と約100分におよんだ会見を振り返った。

さらに病名やセックス依存症かなどと問う質問が出たことについて、「そこまで踏み込むんだ、って思ったんですよね。渡部が確かに倫理的にはずしてるのはあれだけど、渡部にも人権はある」とコメント。「果たしてそこまで踏み込むのと、渡部がやったことの罪深さと、どっちが罪深いのかなって思うと、オレは質問者の方がモンスターだなと思ったし、やっぱ集団心理があるんですよね。あの場で、その質問はやめておきましょうよ、っていう人は誰もいなかった。それが集団の怖さだなと思って、一線を越える瞬間があったなという気がした」と語った。

渡部は大みそかの日本テレビ系特番「ガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!」への出演が取りざたされている。

これについては「復帰どうのこうの言ってるけど、なにも年末の大舞台で復帰しなくていいわけで」と話し、「アンジャッシュはもともとコントやってたヤツで、復帰するならネタ作ってライブで復帰すればいい」と提案。「このコロナの時に、昨日も我々もライブやってましたけど、わざわざお笑いのライブに来てくれるお客さんっていうのは、客席でマスクしてフェイスシールドしてきついけど、それでも来てくれるのはありがたいこと。そういうお客さんはネタが面白ければ笑ってくれる。つまんなきゃウケない。渡部が不快な客はチケット買わないんだから。何も大きなところで復帰しなくても、もともとコントなんてトークしなくていいんだから、それでいいと思うけどね」と、テレビ優先での復帰に疑問を呈した。