7日に最終回を迎えた、秋元康氏(62)が企画・原作を務める中井貴一(59)主演のテレビ東京系ドラマ「共演NG」(月曜午後10時)の特別編が14日、放送される。斎藤工(39)演じるショーランナー、市原龍の謎に迫るスピンオフドラマだ。

中井と鈴木京香(52)演じる恋人関係にあった大物俳優同士が、25年ぶりに因縁の再共演を果たすラブコメディー。本編では、2人が主演する連続ドラマ「殺したいほど愛してる」が無事クランクアップ。そんな中、ドラマを放送するテレビ東洋にスポーツ紙記者の中川(橋本じゅん)が「市原に独占インタビューをしたい」と依頼する。なぜ2人をキャスティングしたのか、なぜ他のキャスティングまで共演NGだらけだったのか-。取材を通して、今まで伏せられてきた市原のたくらみの“謎”と、その“真意”が明らかになっていく。

最終回の視聴率は、前話から0・7ポイント上げ、4・8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)でフィニッシュ。「♯共演NG」がツイッターのトレンド5位にランクインするなど最後まで注目を集めた。

また業界のタブーを扱った内容に加え、秋元氏のアイデアによる競合スポンサー同士の“共演”も話題に。飲料メーカー「サントリー」と「キリン」が毎話異なる提供読みで紹介されていたが、最終話では2社のロゴがぶつかるアニメーションとともに、グラスの音が鳴り、ついに“乾杯”。最後の最後まで視聴者を楽しませた。

14日の特別編でも遊び心に期待できそうだ。