2021年の芸能界でブレークしたり、バズる「急上昇」候補は-。日刊スポーツが注目する新星たちを「2021年『急上昇!』」と題してお届けします。

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寺本莉緒(19)が今年、さらにブレイクしそうな予感だ。150センチの小柄な身長と、あどけなさすら漂うキュートな笑みと、Gカップのボディーとの大きなギャップで人気が沸騰。ツイッターは約15万人、インスタグラムは約20万人のフォロワーを誇る。

12月12日には、自身初のカレンダーを発売した。衣装やメークなども「自分で考えたことがなかった。どのようにしたら皆さんに楽しんでもらえるかと思ってやりました」と、完全自己プロデュースにこだわった。写真集は昨今、デジタルカメラで撮影した写真で制作するケースがほとんどだが、フィルムで撮影したのも寺本流のこだわりだ。「今まで自分が表現したことのないようなものにしよう」という、強い思いが込められた。

撮影は9月に神奈川・葉山で行った。公式YouTubeチャンネル「りおのこと。」でも、葉山での水着撮影のもようを紹介。海岸に向かう車の中で「チラッ」と言いながら、水着のひもを左手で引っ張り「チラッ」と言いながら笑みを浮かべる動画は、20万回以上再生された。

初のカレンダーを作り上げ「『朝、起きたら部屋にいる』と言われる存在になりたい」と語る寺本。その笑顔は、部屋の壁だけでなく、2021年はパソコン、スマートフォンなど、どこででも見られそうだ。

◆寺本莉緒(てらもと・りお)2001年(平13)11月5日、広島県生まれ。15年にオーディション「DREAM GIRL AUDITION 2015」に参加し、レプロエンタテインメントに所属。18年には7年ぶりに復活した「ミスマガジン2018」で、ミスヤングマガジンに輝く。高校を卒業した3月に初写真集「CURIOSITY」を発売すると、夏場には4刷を超える大ヒット。11月16日から1週間限定で公開された映画「別に、友達とかじゃない」(八重樫風雅監督)に主演。「全日本グラビア大賞2020」では新人賞を受賞。