NHKは9日、14日スタートの大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)で、薩摩藩士の五代才助(友厚)役をディーン・フジオカ(40)が演じると発表した。フジオカは朝の連続テレビ小説「あさが来た」でも同役を演じている。

初の大河出演となるフジオカは「“あさが来た”の時と同じ五代友厚役を再び演じる機会をいただいたことを心からうれしく思うとともに、時を超えた不思議な縁を感じております。日本の近代史において、西の五代が東の渋沢とどう関わり、大阪経済復興に身をささげたのか。その力強い生きざまや、成し遂げた偉業について、視聴者のみなさまとさらなる理解を深めていけるよう、五代さんを全身全霊で演じます」とコメントした。

また、新選組副長土方歳三を劇団EXILEの町田啓太(30)が演じる。

町田は「あまり広くは知られていない渋沢栄一と土方歳三の関わり、交わらなそうな人との出会いによって、何か変化が起こり今の時代にもつながるなんて本当に面白いものだなと感じます」。