上白石萌歌(21)が柄本明(72)と初共演した、インターネット契約の総合窓口「ネットのミカタ。」ウェブCM「ネットのミカタ、登場編」が1日から公開された。

上白石は、公開にあたりコメントを発表。その中で、自身のミカタになる存在として2歳上の姉萌音を挙げた。「やっぱり、家族ですかね。特に姉は、同じ役者業をやっていて、同じタイミングで芸能界に入ったこともあり、ずっと同志のような存在でもあるので、家族の中でも姉は特にミカタです」。萌音と2人でいる時は「姉と一緒にいる時は、ずっと仕事の話をしたり、夜中までお芝居の話をしたりと、プライベートな話というよりかはずっと仕事の話をしてしまいがちです」と、役者談議をしているという。

前日2月28日に21歳になったばかりで「片付けが苦手なところがあるので、新しい棚を買って収納できるスペースを増やそうと思っているので、整理整頓術を身に付けて快適な暮らしをしたいなと思っています。今年の誕生日は機能性の高い棚が欲しいなと思っています」と語った。

CMは、インターネット回線を契約したい者たちが集う異空間が舞台。上白石演じる女子大生が、柄本演じる巨大化したネット契約の主にインターネット契約の相談をするも、強引に不要なオプションを勧めてくるなどして、襲いかかられ「ネットを使いたいだけなの」と叫ぶ中、果たして“ネットのミカタ”は現れるのか? という内容。昨今の消費者ファーストではないインターネット契約の実態、業界と消費者の力関係の縮図をユーモア込めて表現した内容となった。

柄本は「こんな格好は初めてですね。僕の世代で言うと、プロレスラーの『獣神サンダー・ライガー』ですかね。ライガーもこんな、肩パッドみたいなものをしてたんじゃないかな」と巨大化した悪役を演じた自身を振り返った。その上で「CMでの悪役は初めてだったので興味深く、どんな風になるのかなといった感じでやってまいりました」と続けた。

初共演の上白石とは、撮影は別々に行った。上白石が「偉大なる父というイメージがあるので、今回大きな姿になられた魔王のようなキャラクターを演じていらっしゃるのは、私のイメージ通りでもありました」と印象を語ったと伝え聞くと「いやぁ~、もうおじいちゃんだからね。(上白石は)とても和む感じですよね。ポワポワッとしていて、そこが萌歌さんの個性なんでしょうけど」と評した。