三宅裕司(69)が2日、オンラインで「三宅裕司生誕70周年前日祭 『趣味入院・特技退院』な60代を乗り越え、不死鳥の70歳になりました!!」を開催した。渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛ら熱海五郎一座メンバーが出演し、お祝いした。

司会を務めた東貴博は「タイトルが長くて、めんどくさいですね。駒沢大学1年生、東MAXです!」と自己紹介した。

冒頭、70と書かれたケーキが用意されると、三宅は「ケーキに顔、つっこまなくていいの?」と話し、笑いを誘った。全員が三宅の70歳をお祝いするTシャツを着用。

「お祝い大喜利」と題されたコーナーでは、三宅の名前で、あいうえお作文を披露した。横山由依が「みんな大好き やさしい座長 けんこうでいてください」と、祝福した。三宅本人も、大喜利がやりたくなったと挙手し「みんな やめないで けいこしよう」と呼び掛けた。

イベントには、伊東四朗が電話でサプライズ出演し「とうとう古希ですか。おめでとうございます。これからの人生は、健康を優先して考えてください」などと祝福した。

最後に三宅は「70歳でこういうことやってくれて、非常に思い出に残ります。パワーになります」。「明日から立ち稽古が始まりますけど、このメンバーで、最高のチームワークで絶対面白いモノやりたいと思っています。何も考えないで見に来て、大笑いして明日からまた頑張ろうという気持ちになれるようなお芝居ですので、見に来ていただきたいと思います」と力を込めた。

そして「この一座があと何年続くか。80まではなんとかやりたい。あと10年。ラスト10作のうちの1作ですので、ぜひ見に来ていただきたいと思います」と呼び掛けた。

三宅は、60歳で脊柱管狭窄(きょうさく)症で手術し、下半身が動かなくなり半年かけてリハビリを受け復活。67歳で、前立腺肥大で2度の手術と1カ月の入院。68歳では大腿(だいたい)骨骨折で手術と1カ月の入院と3カ月の松葉づえ生活を送っていた。

同一座の公演「Jazzy(じゃじぃ)なさくらは裏切りのハーモニー~日米爆笑保障条約~」は、30日から、新橋演舞場で上演される。

春風亭昇太、深沢邦之、紅ゆずるも出演。