元宝塚歌劇団花組トップスターで、女優の明日海りお(35)がミュージカル「マドモアゼル・モーツァルト」(10月10日~同31日、東京建物Brilliaホール)で主演を務め、モーツァルト役に挑む。

作品は福山庸治の「モーツァルトが実は女だった」というフィクションを描いた同名コミックスを原作としたミュージカル。日本オリジナルミュージカルをリードしてきた音楽座を代表する名作で、1991年に初演され人気を博し、何度も上演された。

モーツァルトの楽曲が使用されており、小室哲哉が音楽を担当していることでも大きな話題を呼んだ。

初演から30年がたつ今年、東宝製作で新たな「マドモアゼル・モーツァルト」が誕生する。女として生まれながら音楽の才能を生かすために男として育てられたモーツァルトを演じるのが、明日海りお。宝塚歌劇団でトップスターを務め、退団後は連続テレビ小説「おちょやん」、「青のSP-学校内警察・嶋田隆平-」、「コントが始まる」など話題作に次々と出演。透明感のある美しさで引きつける明日海が、退団後初のオリジナルミュージカルに挑む。