東京・歌舞伎座「五月大歌舞伎」が12日、初日を迎えた。当初は3日初日だったが、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発出されたため延期になっていた。

歌舞伎座支配人の橋本芳孝氏は「無事に開けられたことはありがたいです。開けさせていただく責任は大きいと感じています。待っていてくださったお客様に対し、安心、安全に見ていただけるよう、これまで以上に感染対策に務めたい」と、気を引き締めていた。

座席は1席ずつ空け(一部2席並びあり)、各部完全入れ替えの体制で臨む。数日前に出演者、スタッフらのPCR検査を行い、全員陰性と確認をした。

公演は28日まで。