新潟県内での東京五輪聖火リレーが4日、糸魚川市から始まった。第1走者は同市出身のお笑い芸人、横澤夏子(30)が務めた。「スタートです」のアナウンスと同時に横澤はゆっくりと糸魚川市役所前から走り出した。同市の観光大使も務める思い入れのある故郷。新型コロナウイルスの感染者が少ないこともあり、リレーは5月30日の福井県以来、公道で実施された。横澤は沿道の観客に向かって終始笑顔で手を振り続け、無事に第2走者の建守伸一さん(47)につないだ。

初日のゴールは南魚沼市の八色の森公園芝大広間。お笑い芸人、おばたのお兄さん(33)が最終ランナーを務めた。最終日の5日は長岡市のアオーレ長岡からスタートし、村上市の岩船漁港港湾緑地が県内のゴール。山形県に引き継ぐ。