女優黒島結菜(24)が主演を務める22年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の第2弾出演者発表が8日、同局のドラマ公式ツイッターで行われ、あめくみちこ(57)の出演が明らかになった。

この日は、ヒロイン・比嘉暢子の生まれ故郷を彩る「沖縄の人々」を発表。あめくは、暢子たちが生活する村に住む・安室のおばぁを演じる。

沖縄の縁について「私の父方の祖母ミツおばあさんは、沖縄の興南高校が甲子園で初めてベスト4に進出した年に、テレビ観戦しながら応援に熱中するあまり、なんと倒れて病院に運ばれたことがあるそうです。勝ち進む興南高校球児の勇姿にミツおばあさんは本当にちむどんどんしたのでしようね~」とコメント。「私にもそのおばぁの熱い血が流れています!今回沖縄のおばぁの役をいただいたこと、それはもう私にとって運命に違いないのです!」と意気込んでいる。

「ちむどんどん」は沖縄の言葉で「チム(心臓)」が高鳴る様子のことで、沖縄の本土復帰から50年の節目に放送される。106作目の朝ドラ作品で、沖縄から東京へと料理の夢を追うヒロイン・比嘉暢子と、個性豊かな4きょうだいの絆を描く。映画「パッチギ」や朝ドラ「マッサン」の羽原大介氏のオリジナル脚本作。語りは沖縄出身のジョン・カビラが担当する。

出演者発表は3週にわたり行われ、第1弾は暢子の家族として仲間由紀恵、大森南朋、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌の出演を発表。第2弾のこの日は「沖縄の人々」として宮沢氷魚、山田裕貴、前田公輝、山路和弘、片桐はいり、石丸謙二郎、渡辺大知、きゃんひとみの出演が明らかになっている。

3週目は「東京や鶴見の人々」を予定している。