作家の柘(つげ)いつか氏がこのほど、新刊「一流のサービスを受ける人になる方法 極(きわみ)」(光文社 知恵の森文庫)を発表した。

2015年(平27)と18年に出版した「一流のサービスを受ける人になる方法」シリーズの第3弾。

柘は03年に角川いつかの名前で「別れたほうがイイ男 手放してはいけないイイ男」で作家デビュー。他に05年の「成功する男はみな、非情である。」などがある。

昨年、突如として出現したコロナウイルスの影響で、生活様式、サービスのあり方が大きく変わる中での“おもてなし本”。世界50カ国近くを旅した経験から「和としてのおもてなし」「おもてなしを受ける立場」「最上のおもてなし」「一流の人間の自分磨き」などについて説いている。

そして、東京の目白に生まれ、都会暮らしを続けてきた著者は3年前に埼玉の入間市に転居。仕事は都心で、オフは埼玉でゆったりライフと“トカイナカ”生活の素晴らしさを満喫するライフスタイルも紹介している。

柘は「世の中が未曽有の事態に見舞われて、人々の生活スタイルも変わらざるを得なくなる中でも、最上のおもてなしは受ける方も、する方も基本は変わりません。東京に生まれ育ち、長い間、仕事も遊びも都心だった私が、自然に囲まれた生活をする中で気が付いた『贅と粋と和の心を極めた客っぷり』について書きました」と話している。